閉じていた視界に火花が散った
閃光
身体が脊髄反射して仰け反る
これまで感じたことのない痛み
鈍くて分厚い
涙は全く出なかった
恐らく機能が別れてるんだろう
ネガティブな意味でなく、
いつ死んでもいいと思っていたけど
やっぱり身体も頭も生きたいんだ
って分かった
生物なんて本能的に結局全部そんなもんなんだろう
って
死ぬために産まれるんなら生まれてこないんだろう
生きるために産まれてくるんだろう
だから、からだ
雨が降ってる
濡れたくないのに濡れるのはやっぱり苦手だ
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この前、長野の限界集落に滞在した
夜の空はずっと先の星の光まで見通せた
これだけあればいいと思った
そういえば、ついその前にも
鹿児島でも近いような光景を見て、
同じようなことを思った
パンとオリーブオイルとウォッカと
目の前にあった丸い月が頭の上に登るまで
長野の蔵と
鹿児島の防空壕は
薄暗くて土に囲まれていて
温度も湿度も外とは全く違って
静かで
並行しているけど時間の概念がなくて、ずっしりとゆったりとそこに在り続ける世界に入り込むような
そんな風にとてもとてもよく似ていた
ようやく暖かくなってきた
夏は一番好きだ
そんな感じ
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